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チバニアン&糸魚川フォッサマグナミュージアム

記事を書いている途中で、画面が変になったので、書きなおします。
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地球史に、市原市田淵の地軸逆転層が見える場所が年代表記の対象となり「チバニアン」となる可能性が高くなりました。
(約77万年~12万6千年前の年代表記)
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この年代の国際標準となる基準地の地層を国際地質化学学会が認定してくれたのです。
イタリアと張り合っていたのですが、各国の作業部会が審査して、日本が、全体の6割以上の支持を得たのだそうです。

地球の磁場が逆転するなどという話は、実のところ、何度説明を受けても、よくわからないのですが、
千葉県の、そして市原市にその場所があり、そこにゴールデンスパイクが打ち込まれるというのは、
とにかく、ものすごくめでたいことには、違いない。
(ノーベル賞受賞だって、物理や化学や数学などは、受賞理由はいくら聞いてもわからないのだから、今回だって、とにかくめでたい!ということで、良しとしたい!)

さ~これから、市原としては、このめでたい快挙をどう内外にアピールしていくかが課題となります。

そこで、「ジオパーク」です。チバニアンが話題になってから、県議会でも、「ジオパーク構想推進議員連盟」が誕生し、私も末席に加えさせてもらってきました。
そして、何というタイミング!
14日~15日と糸魚川のフォッサマグナミュージアムを中心に、糸魚川のジオパークへの取り組みを視察に行くことになっっていたのです。
今回の視察メンバーは10人。東京駅出発前の朝から、「すごいタイミング!めでたい!何だかついてる!」で話が盛り上がります。

「はくたか」で糸魚川に降り立つと、なんと「ようこそ!糸魚川市へ!千葉県議会議員御一行様!」の大きな掲示板!
ビックリして、嬉しくなって、その前で、みんなで写真を撮りました。
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市役所でも、歓迎の小さな小旗!
その気持ちがうれしいのです。これぞ「おもてなし」!
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日本のジオパークは現在43カ所。うち、千葉県では銚子にジオパークがあります。
43カ所の内、8カ所が、世界ジオパーク。中でも糸魚川が第一号です。現在ジオパークを目指している地域は17カ所です。

世界ジオパークの評価基準は、
自然遺産の数と質、
文化遺産の数と質、
管理卯運営組織・施設の質、
管理運営計画の質、
教育・研究の質、
見学者の受け入れ態勢の質、
地域経済の将来性との関連、などが要求されます。
しかも4年に一回の再審査があります。

糸魚川は、昭和62年(1987年)からフォッサマグナと地域開発構想を策定し、
あの昭和63年のふるさと創生事業1億円の内7千万円を使ってミュージアムを建てる構想を立てました。

その後、着々と構想に向けて、市民・専門家を巻き込み、遂に平成6年(1994年)に、ミュージアムを開館させました。

さらに着々と世界基準を満たすための努力を積み重ね、とうとう2009年に世界ジオパークに認定!
人口4万人弱の糸魚川市のミュージアムに、2015年は10万人を超える来館者!
視察も毎年20~30団体からの申し込みがあるそうです。

景観、歴史、ヒスイ、食と地酒、観光、そして子供達への教育、・・・
未就学児からジオパーク学習、(ALTによる英語によるおもてなし国際交流)、
低学年、中学年、高学年向けの教材、・・・
なんと中学生が修学旅行にキャラクターの着ぐるみを持参して京都の大学で糸魚川ジオパークのプレゼンを行ったそうです。
それも、教師に言われて実行したのでなく、全く自主的に!高校生も一役買って、観光物産の開発を行っているそうです。
・・・見事としか、言いようがありません。

説明してくださる交流観光課長の渡辺さんのエンターティナーぶりもすごい!
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その後は、フォッサマグナミュージアムを見学。

翌日は、ジオパークガイドの久保さんに説明を聞きながら様々な現地を案内してもらいました。
久保さんは、85才!、当初からジオパーク化を目指して活動を担ってこられた方です。
なんたって、博識!です。
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地層の話、姫川をはさんで東西文化が違う事・・・糸魚川の独特の地形、・・・
何を聞いても答えてくださるので、どんどん質問が出ます。

断層の説明を聞いているときに、
道路をウロウロしていた面白い左まきのカタツムリムラカミマイマイの説明までしてくださいました!

ガイドブックも充実しています。
「すごい資料だけど、議員からジオにお金かけすぎ、という文句は出ないんですか?」との質問も。
それに対しては、ジオの充実が糸魚川市の要になる事は、議員にも市民にも、今や共通認識になっている、との回答でした。

市役所には、ジオパーク推進室の体制があります。
科学スタッフ(専門職員)は平成21年は3人→平成29年は6人に増やしました。
しっかり定年まで勤めてもらう専門家です。(糸魚川には大学がないが、何としても専門家を確保したい!から)
そこに、ジオパークを柱として、糸魚川市の街づくりをしようという本気度が伺えます。

始めから、終わりまで、頭パンパンになるほど学ぶことの多い視察となりました。

さて、市原市は、「チバニアン」の決定を受けて、どうする・・・?・・・?
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プロフィール

てくてく友子

Author:てくてく友子
1948年石川県生まれ
早稲田大学卒業
市原市議2期を経て千葉県議(3期目)
市民ネットワーク千葉県幹事
今は夫と猫と暮らす


子ども3人は独立し夫と2人暮らし、ネコ1匹
趣味は絵を描くこと、俳句、散歩、読書

過去のブログ↓
http://ichiharatomoko201104.blog.fc2.com/

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